
ベンネヴィス 1996-2023 27年 48.8%
バーボン樽 カスクNo.912 O/T211
ウイスキージュリー
カラー:淡いゴールド
香り
軽やかな立ち上がり、ライトで瑞々しいエステリー、林檎の蜜と蜂蜜のクリーミー、柔らかく甘やかなオークの香り、追ってパイナップル、白葡萄やライチなどの白系果実、レモングラス
グラスアロマはオレンジクリーム
味わい
ややオイリーなテクスチャー、柔らかくライトな口当たり、表記度数よりも低く感じるアタック、オーク、蜂蜜、ドライアプリコットとオレンジ、鼻抜けは甘いオークと極薄くモルティ、余韻はフルーツと優しい樽感、余韻は短め、ライトボディ
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@GlenGollum 様よりいただいた、言わずと知れた当たり年96ネヴィスです。
ここ最近で味わった96長熟ベンネヴィスのなかでも、毛色が違う味わいでした。
まずは香りについて、トップは非常に軽やかでフレッシュな林檎や洋梨、その後すぐにふわっと白系果実やもう少し甘さが開いてパイナップルなど、明るく繊細で複雑なフルーティが主役だと感じました。
ただし、フルーツ一辺倒にとどまらず、密っぽい甘さや絶妙なバランスの樽香など、クリーミーな要素も立ち上がります。
また、フィニッシュでは各要素の角が取れながら融合し、フルーティ×樽香×若干のモルティが渾然一体として洗練された甘やかさを生み出します。
飲んでみると、口当たりは長い熟成によって柔らかくまろやかになっており、度数は42%〜43%と予想するも、もう少し高い48.8%が正解。
味わいは香り同様のフレッシュフルーツ主体かと思いきや、意外にもややビターなオークや蜂蜜、ややジューシーで食べ応えのあるアプリコットのようなドライフルーツなど、香りと味わいにギャップを感じました。
余韻については、フルーティと軽めのボディ(低めの度数)からスッと引いていく印象です。
香味や飲みごたえは全体的にライトであるものの、丁度よく引き締める樽香や蜜感がボディの柔らかさをカバーしているように思えました。
綺麗なフルーティとクリーミーのベストなバランス感から、ブラインドで出されたら90年代のグレンマレイと答えたと思います。(パレートのビターネスを拾ってギリギリ96ネヴィスと答えたかな〜…なんてね)
近年の長熟ネヴィスは過熟感があり食傷気味でしたが、こちらはそう思わせない素晴らしいバランスのボトルだと感じたところです。