
ラガヴーリン 15年 45% OB
ホワイトホース社所有100周年記念 陶器ボトル
1980年代流通
好みポイント:8.0
カラー:濃いゴールド
香り
とても軽やかな立ち上がり、熟れ熟れの林檎の蜜、黄桃、グラスに近づくと藁を焼いたスモーク、正露丸、追ってとろける蜂蜜、ベルガモットアロマ、ビターオレンジ
後から、ドライアプリコット、さっぱりしたマンゴーと焼きパイン
グラスアロマはレモンをかけたベーコン
味わい
柔らかくとろりとした口当たり、度数相応のアタック、オーキーなニュアンスとビターオレンジ、藁を焼いたスモークと正露丸、後から香り同様の核果〜南国フルーツ、余韻には伸びの良いグラッシー&メディシナルスモークが非常に長く残る、ミディアムボディ
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1988年頃にリリースされたと思われるラガヴーリン15年。
マイベストラガヴーリンでした。
その香味について、トップは、品性も兼ね備えた可憐なお嬢様のようなチャーミングフルーティからスタート。
グラスに近づくにつれて表情は一変し、アイラのアイデンティティを感じるメディシナルスモークへメタモルフォーゼします。
ミドルノート以降のフルーティ香は極彩色に。爽やかさを伴う柑橘から核果〜陽気な南国まで。お日様の光を全身にたっぷり蓄えたフルーツバスケットのようです。
その他、ハニーやミーティなど複雑な構成ながらも渾然一体としており、シナジーも感じる大変素晴らしい香りでした。
飲んでみると、味わいには厚みがあり、香りで感じたニュアンスにオークのピースが加わります。
また、低すぎない度数も相まって飲みごたえは十分にあります。
全体的に、非常に品質の良い香味が柔らかくまとまっているなか、一本筋の通った芯のあるスモークが立体感のあるボディを構築しており、そこが本ボトル最大の特徴であり推せるポイントでした。
ここまで凛とした太い芯のあるスモークは、これまで飲んできたオールドアイラ加水OBでは感じられませんでした。
また、加水でこの充実度を出力できることに大変驚きました。
欠点の付けようがない、中熟アイラモルトとして完成された味わいだと感じたところです。
信じられないくらい状態の良い一杯に出会えたことに、感謝いたします。