
スプリングバンク 2000-2021 21年 49.1%
1st fill シェリーホグスヘッド O/T164
クラウニングカスク ホール・オブ・フェイム
好みポイント:6.0
カラー:やや濃い琥珀色
香り
ニュートラルな立ち上がり、熟れた秋のフルーツ、甘い樽香、スパイシーなシェリーフレーバー、奥に潮風とピート
後から、ミルクチョコに溶け込む芳醇なフルーティ、ドライフルーツ
グラスアロマはミルクチョコと醤油
味わい
ややオイリーなテクスチャー、柔らかく落ち着いた口当たり、スパイシー、甘い樽香、ドライフルーツ、鼻抜けはスパイシーで甘やかに伸びる、余韻は甘さの鱗が剥がれた後に穏やかなピートが残る、フルボディ
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シングルカスクのなかでも王冠を授けるに相応しいカスク「クラウニングカスク」。
そのシリーズのなかでもホール・オブ・フェイム(殿堂)は、日本人で初めてウイスキー殿堂入りを果たした伝説的なブレンダーである輿水精一氏が樽を選定した特別な一本です。
その味わいについて、爽やかながらも蜜感のあるフルーティや蒸溜所の個性が光る一方、樽香が強い印象もありました。
とはいえ完全に支配されているわけではなく、凡庸なシェリーモルトに留まらない仕上がりになっているところは評価すべきポイントだと思いました。
詳しいボトル情報を見ずに飲み、スペックを考えたところ、20年熟成の46%予想(正解は21年熟成、49.1%)でしたので、熟成感は年数相応、アタックは表記度数よりも柔らかく感じました。
角の取れたまろやかさと複雑な香味構成が素晴らしく、好みポイントのとおり十分に美味しいボトルであるものの、突き抜けた要素を感じられなかったのが正直な感想です。(クラウニングカスクへの期待値が高すぎるのかもしれません…)
とはいえ、複雑で個性も感じられる良い一杯でした。