
経過報告4 6月4日(水)21時
スプリングバンク 21年 46% OB
1990年代〜2000年代初頭流通
好みポイント:8.0
カラー:琥珀色
香り
華やかで厚みもある香り立ち、熟れたフルーツ、上品なシェリー感とチョコレート、香ばしくモルティ、ゆったり落ち着くメロウなウッディネス、樹液感、スモーク、燻製ナッツ、優しく頬を撫でる潮風
味わい
熟れたフルーツとブリニーの調和、滋味深さと噛みごたえのあるモルティ、力強いピート、コクのあるナッツの甘み、ナッツオイル、クランベリーとアプリコット入りのミルクチョコレート、琥珀色の蜜、甘美で長い余韻、ミディアム〜フルボディ
1990年代〜2000年代初頭に流通していたと思われるトール瓶のスプリングバンク21年(OB)です。
蒸留年については、流通時期から逆算すると1970年代頃になりますが、とある方の話によると60年代後半の原酒も使用されているそうな…。
開栓間もなくのタイミングでいただきましたが、硬さはありませんでした。
全体的な雰囲気としては、エレガントな熟成感があるとともに、蒸溜所の個性を含む様々な要素が感じられ非常に複雑ですが、見事に調和していました。
香味について、シェリー感は70〜80年代流通のスペイサイド&ハイランドモルトのオフィシャルスタンダードに見受けられるような、熟れたフルーツ感を伴う優しく甘い香り立ちです。
こってりした甘さではなく、上品にふわっと鼻腔を満たすイメージです。
そうした優雅な香りを支えるナッツや麦芽の香ばしく滋味深いニュアンスが力強さを加えているとともに、クラシカルなオーラを放っています。
その他ブリニーやピーティなど、スプリングバンクに期待する香味がしっかりと感じられました。
個性豊かなカラーを持つ香味のハーモニーは、激しくも美しく色彩が調和するアンリ・マティスが描く絵画のようであり、受け手の心を掴んで離さない素晴らしい一本だと感じました。
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経過報告1〜4までの一連の投稿をご覧いただきありがとうございました。
今では、生意気にも長々とウイスキーの感想を書いていますが、飲み始めた頃は「おいしい」「よくわからないがスモーキー」という具合に何も表現できなかったことを、ふと思い出しました。
そこで、SF小説の名作「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス著)をオマージュしながら、モルト飲みとしての成長を表現してみた次第です。
人生の始まりから終わりまでをなぞるように、モルト飲みとして行けるところまで行き着いた先で、経過報告1の状態へゆっくりと戻りながら死んでいくことを望みます。
※小説について・・・32歳で幼児の知能しかない主人公の一人称視点で書かれており、「経過報告」として綴られる報告書を読んでいく形でページが進む。
主人公は、知能が高くなる手術を受け、知らなくてよかったことや学問では説明がつかないことに躓きながらも、自分の正体や人の心、手術の結末を知っていく…。
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けえかほおこく1 ろくがつ3にち
すぷりばんく
おいしー、あまい
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けいかほうこく2 6がつ4にち おひる
すぷりんぐばんく にじゅーいちねん
おいしい、あまい、フルーツ、しょっぱい?
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経過報告3 6月4日 18時
スプリングバンク 1990頃? 21年
香りはフルーティ、麦の甘み、煙、チョコ
飲むとフルーティ、甘い、口の中に残る感じ
沢山の表情があり、おいしかった。
独特な味がした。
それが個性なのかもしれない。