
ブルックラディ 2010-2022 12年 52.1%
リブサルトカスク(バリック)O/T255
ウイスキーエージェンシー アートワーク
好みポイント:5.5
カラー:琥珀色
香り
軽やかな立ち上がり、スパイシー、ベリー系のドライフルーツ、なめし革、アンティーク家具
後からシナモン、スターアニス、ビターチョコ、香ばしいモルティ、お香、フィニッシュに向かってバルサミコソース
グラスアロマはチョコレートとバルサミコ
味わい
とろっとした柔らかいテクスチャー、度数相応のアタック、スパイシーでビター、爽やかなハーブ、香り同様のフルーティに加え柑橘系ドライフルーツもある、鼻抜けは高級ビターチョコとスパイス、余韻はチョコとウッディネス、余韻の長さは中〜長、フルボディ
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エージェンシーよりアートワークシリーズとしてリリースされた、2010年ヴィンテージのブルックラディで、熟成年数は12年です。
熟成樽について、あまり聞き馴染みのない「リブサルトカスク」とは、南フランスの甘口酒精強化ワインを熟成させた樽のことで、「バリック」は、容量225ℓ(ホグスヘッドくらい)程度の樽のことです。
珍しい熟成樽ということもあり、お試し感覚で飲んでみたのですが…いやぁ〜やられました。
香りは、のっけから豊かなスパイスやフルーツ、レザー、重厚なウッディネスなど、複雑ですがバランスが良いことに加え、そのどれもが品性を持ち合わせており、ラグジュアリーな雰囲気がありました。
濃厚シェリー系で感じやすい溶剤感が控えめだったことも、高級感に寄与している印象を受けました。
ミドルノートからの展開も見事で、モルティネスやオリエンタルなお香、とりわけフィニッシュに現れる酸を伴うバルサミコソースのような香りもあり、他とは違う豊かな要素が魅力的です。
口に含んだ印象としては、中庸な度数が飲みやすく、香り同様の複雑な要素に加えてハーブのニュアンスも感じることができます。
味わいそのものの厚みもあり、ボディも十分です。
熟成年数は12年とそこまで長くはないものの、度数と香味の濃度は丁度よく、ナイスなタイミングでのボトリングだったと思います。
ブルックラディ蒸留所のチャレンジングなウイスキー作りにはいつも驚かされます。
これからも、あっと驚くようなウイスキーのリリースを期待しています。