
ブレンデッドウイスキー 1966-2021 54年 48.4%
ホグスヘッド カスクNo.20
クラウニングカスク ホール・オブ・フェイム
好みポイント:8.5
カラー:やや淡い琥珀色
香り
とても香ばしく芳醇なオールドシェリー香、とろけるショコラ、ドライなトロピカルフルーツ、スパイシー
味わい
トロッとしたテクスチャー、圧倒的な厚みを感じる舌への広がり、香り以上に突き抜けた香ばしさのオールドシェリー香が鼻腔と口内を埋め尽くす、暖かいスパイス、ダークメープルのビターネス、非常に長い余韻、フルボディ
シングルカスクのなかでも王冠を授けるに相応しいカスク「クラウニングカスク」。
そのシリーズのなかでもホール・オブ・フェイム(殿堂)は、日本人で初めてウイスキー殿堂入りを果たした伝説的なブレンダーである輿水精一氏が樽を選定した特別な一本です。
半世紀の熟成を経たブレンデッドウイスキーと、同じくクラウニングカスクのマッカラン33年を飲み比べるという、なんとも贅沢な体験をしました。
また、下戸のくせに飲み比べるという暴挙に走ったうえ、高級ウイスキーを交互に飲むことでお口がトランス状態となり、テイスティングが荒くなってしまいました。
香りは、とても香ばしさが目立つオールドシェリーやチョコレートなどの重厚な甘さの中に、トロピカルなフレーバーが溶け込んでおり、数々の名作を生み出したヴィンテージとの関係性は切っても切り離せないと感じたところです。
飲んでみると、舌全体に染み渡るような感覚とボディがあり、これだけ長い熟成期間でもヘタることを知らない味わい深さには大変驚かされました。
加えて、香り以上に香ばしさの目立つオールドシェリー感もあり満足度の高い味わいでした。
嗅覚がお亡くなりになっていた分、口内から感じる香味には非常にインパクトがありました。
ブレンデッドウイスキーやグレーンの経験に乏しいため、お伝えできることが少なく恐縮ですが、とにかく素晴らしい味わいでした。
難しいとは思いますが、機会があれば再チャレンジしたい一本です。