
マッカラン 1986-2020 33年 48.1%
シェリーホグスヘッド No.3 シングルカスク
クラウニングカスク ホール・オブ・フェイム
好みポイント:6.5
カラー:琥珀色
香り
非常に柔らかく芳醇なシェリー香、甘やかなメープルやカラメル、溶剤感、甘く濃厚な蜂蜜、香ばしいウッディネス
後から香りの輪郭がはっきりとしてくる、薄くレーズン、レザー、ギュッと凝縮したドライフルーツの甘みと酸味
グラスアロマは甘いメープル
味わい
優しくふっくらとした口当たり、芳醇なシェリー香、シナモン、スパイシー、溶剤感、艶やかなレーズン、果実味、甘やかでなめらかな余韻、フルボディ
シングルカスクのなかでも王冠を授けるに相応しいカスク「クラウニングカスク」。
そのシリーズのなかでもホール・オブ・フェイム(殿堂)は、日本人で初めてウイスキー殿堂入りを果たした伝説的なブレンダーである輿水精一氏が樽を選定した特別な一本です。
そんなコンセプトやスペックから期待に胸躍る長熟マッカラン。
トップノートは、オールド感のあるシェリー香を中心に琥珀色の蜜感など豊満な印象ですが、長熟ということもあり樽由来の溶剤感もありました。
飲んでみると、角の無いまろやかな口当たりから、香り同様の濃厚シェリー感にスパイスと溶剤が溶け込んでいる印象です。
ミドルノートからは、果実感や艶やかなレザーなど、オロロソシェリー樽を感じさせる香りが開き、複雑さを増しながらフィニッシュまで繋がっていきます。
コスパについては、超高級の価格ラインでありながら、長熟からなる溶剤感がしっかりと現れていたことや少しシャバい要素など、ネガティブな印象を数点感じたところであり、コスパに多少の不満を覚えてしまったことは正直に申し上げたいと思います。
しかし、古いマッカランらしい要素がバランスよく含まれていることや、美味しく豊かな味わいを楽しめること等を踏まえるならば、少々奮発して飲んでみるのはアリだと感じました。