
ボウモア 1975-1996 21年 50.6%
カスクNo.1919 O/T308
シグナトリー ヴィンテージ
好みポイント:5.0
カラー:やや濃いゴールド
香り
軽やかな立ち上がり、熟れた林檎の蜜、芳醇な蜂蜜、微かに角の取れた柔らかいピート、まだ遠い浜辺、ひとつまみのホワイトペッパーとハーブ
後から、アプリコットジャム、ドライパイナップル
グラスアロマは林檎のフルーティとじわじわ燻るピート
味わい
柔らかくややとろみのあるテクスチャー、表記度数より優しく感じるアタック、ソフトなピート、追って熟れたフルーティ、鼻抜けは優しい煙とホワイトペッパー、余韻は穏やかなフルーティとピート、余韻の長さは中程度、ライト〜ミディアムボディ(ミディアム寄り)
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青が澄みはじめた空と積雲の下
身体と車輪は軋むがまだ動く
流れる透明な雫は何色にも染まるだろう
丘の向こうにはきっと海がある
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シグナトリーよりリリースされた1975年ヴィンテージのボウモアで、熟成年数は21年です。
明るい雰囲気の豊かなフルーティを主体とした、どこまでも、どこまでも穏やかで優しい表情のボウモアでした。
アクセント程度のピートフレーバーやスパイス、ハーブ感など、フルーティなだけに留まらない複雑さがありました。
また、香味ともに穏やかではありますが、余韻はそれなりに長く残ります。
今のままで、ありのままの自分でいいのでしょうか。
ウイスキーの探究で人生は豊かになるでしょうか。
人生という長い道の終わりには幸福が待っているでしょうか。
丘の下では先が見えず、不安になることがよくあります。
初夏の澄んだ空気を含み、潮の香りが僅かに漂う希望の味わいは、確かに海の存在を感じさせてくれました。
この瞳には、永遠に続くような長いながい坂道が映っていますが、目には見えない幸福の香りで心を支えながら車輪を回していきたいと思えた一杯でした。