詩集

青白い腕が細々と伸び

青白い腕が細々と伸び
蜘蛛の巣模様の血管が浮き出ている

貧相な足が弱々と生え
病人のように骨が張り出している

小さく不気味な眼がふたつ
こころに大きな眼がむっつ
おまえのことを凝視する

キチキチキチキチキチキチキチキチキチキチ
「わたしは何も生み出せない残念な一匹の蜘蛛です」

-詩集