
ベンネヴィス1996-2023 27年 46.1%
ホグスヘッド カスクNo.1428 130btls
Abyss x AQUA VITAE x SHINANOYA
好みポイント:5.0
カラー:やや濃いゴールド
香り
軽やかな立ち上がり、シナモンを使ったアップルパイ、うっすらとストーンフルーツ、ケミカル感を演出する溶剤を伴うウッディネス
後から桃のコンポート、ビターオレンジ、濃厚なカスタードクリーム、甘いトーストと蜂蜜
グラスアロマはコンポートとビターな樽香
味わい
とろりと柔らかいテクスチャー、度数よりやや強く感じるアタック、林檎のコンポート、ややエグみのあるウッディネス、少量のカスタードクリーム、鼻抜けはビターかつスパイシーでコク深いフルーティ、その印象が余韻まで続く、余韻の長さは中〜長、ミディアムボディ
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上記三者が共同で詰めた1996ヴィンテージのベンネヴィス27年。
桃色を基調としたラベルデザインがかわいらしいですね。
味わいについて、96ネヴィスらしいフルーティはもとより、ビターかつスパイシーな要素がこのボトルの大きな特徴だと思いました。
香りの立ち上がりはラベルデザインのような華やかさで、グラスとの距離が離れていても香りがふわっと舞い上がります。
トップノートは、フレッシュではなくコンポート系のコク深いフルーティが主役でありながらも、甘苦系スパイスの主張も強くあります。
加えて、溶剤感を伴う樽香の主張も強く、これがフルーティと絡み合うことでケミカルフルーツ感を演出しています。
飲んでみると、香り以上にビターネスとスパイシー感が強く出るとともに、香り同様のフルーティとややエグみのあるウッディネスが味わいの中心だと感じました。
余韻にかけては、ビター&スパイスが強く残る印象で、そこに寄り添う形でフルーティも続きます。
香りは後から、ビター感を強めつつ柑橘香や穀物香などの表情も現れ複雑になっていきます。
ボディについて、度数はそこまで高くはありませんが、苦味とコクのある味わいによってしっかりと保たれていると思いました。
ボトリングについて、これ以上の熟成はさらなる度数の低下に繋がることや、より苦味とエグいウッディネスが強まることを考えれば、詰めるタイミングとしてはギリギリだったのではないかと考えます。
最近飲んだネヴィスで比較するならば、ヴィンテージが違いますが京都×信濃屋からリリースされたBar Panacee 25周年&Cigar Bar SUI 3周年が近い香味構成だと思いました。