
グレンファークラス 1990-2019 29年 52.3% OB
リフィルシェリーホグスヘッド カスクNo.7074
信濃屋向け
好みポイント:5.0
カラー:濃い琥珀色
香り
軽やかな立ち上がり、柔らかい香り立ち、艶やかなウッディネス、クローブ、スターアニス、マニキュア、カラメル、黒系果実のドライフルーツ、凝縮した葡萄果汁
後から、黒糖、黒蜜、ビターなブランデー入りのチョコ、仄かにコーヒー、枯葉、うっすらとダークメープル、マヌカハニー
グラスアロマは麦チョコ
味わい
柔らかなテクスチャー、舌を優しく締め付ける小〜中程度のタンニン、度数相応のアタック、レーズン、薄くデーツ、クローブ、スターアニス、カラメル、ビターチョコ、仄かにコーヒー、鼻抜けはスパイシーかつウッディ、余韻はウッディネスと少しの溶剤、余韻の長さは中程度、フルボディ
—————————————————————
信濃屋が保有する1990ヴィンテージのファークラスで最後の一樽となったボトルです。
香りの立ち上がりは、濃厚で重たそうな見た目とは裏腹に、グラスから遠い位置でノージングしても拾えるほど軽やかでした。
香味構成は、やはり全体的に柔らかな雰囲気から、スパイスやウッディネス、ドライフルーツなど程よくバランスが取れている印象です。
加えて、マニキュアのような溶剤感が終始居座る格好です。
口当たりについて、度数は51%〜53%と予想したことから表記度数通りのアタックではあるのですが、キツいアルコール感やトゲトゲしさは無く、比較的柔らかい口当たりだと感じました。
総評としては、複雑ながらまろやかで、どの香味もこなれており、長い熟成を感じる一本でした。
これといった欠点もなく纏まるのもよいですが、もう一歩奥深さや光る個性が欲しかったのが正直なところです。
また、スペックの割に販売価格が安い印象でしたが、特別割安感があるわけではなく、価格相応の味わいだと感じました。