
ストラスアイラ 1968-1999 31年 53.2%
シグナトリー ミレニアムエディション
好みポイント:6.5
カラー:ゴールド
香り
とても軽やかな立ち上がり、フルーティで長い熟成を感じる香り立ち、熟れた黄色いフルーツ、蜜柑、アプリコットジャム、バナナ、レモンケーキ、芳醇な蜂蜜、フローラル香、紅茶、ほろ苦いウッディネス
グラスアロマはほろ苦い蜜柑マーマレードと蜂蜜、薄くバニラ
味わい
優しくてスムースな口当たり、経年により丸くなったアルコール感(アタックはあるが非常に丸くてなめらか)、蜜柑、アプリコットジャム、フローラル、芳醇な蜂蜜、余韻はフルーティとややビターなウッディネス、余韻の長さは中〜長、ミディアムボディ
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シグナトリーから約25年前にボトリングされた68ストラスアイラ。熟成年数は31年です。
ミレニアムボトルということで気合いを感じますが、特徴的なフルーティフレーバーが印象的な期待に応える一本でした。
香りの立ち上がりは、ノージングせずともふわっと香りが届くほどの軽やかさ。
トップノートは、熟成感のある雰囲気で、蜜柑のようなジューシーかつ甘やかさもある柑橘フレーバーがとりわけ特徴的でした。
スコッチのシングルモルトを味わうなかで、オレンジ系の柑橘香を感じることはよくありますが、ここまで蜜柑っぽさを感じるウイスキーには初めて出会いました。
そうした爽やかかつ甘やかなフルーティ主体ではありますが、バナナのようなこってりした甘さも含まれており、軽すぎず重すぎない絶妙なバランスのフルーティフレーバーでした。
加えて、キツすぎないビターなウッディネスが全体を纏めるとともに、香りにしっかりとした骨格を生み出している点も好感がもてます。
また、このビターネスが蜜柑やオレンジの果皮のようなほろ苦さもあるフルーツ感を演出している一面もあり、名脇役な要素だと思いました。
一方、ミドルノート以降の香りの変化や広がりは少ない印象で、欲を言えばもう少し複雑さがあるとさらに良かったと感じたところです。
特徴的なフルーティフレーバーが主役でありながらもネガティブな要素が全くない、優等生なストラスアイラでした。