
ロングモーン 1967-2010 43年 52.6%
リフィルシェリーバット カスクNo.753 O/T393
ゴードン&マクファイル ケルティックラベル JIS
好みポイント:7.5
カラー:ガーネットが溶け込んだ濃い琥珀色
香り
強く赤系ベリーのジューシーな香り立ち、コク深いシェリー香、レザー、腐る一歩手前の熟れすぎたフルーツ、うっすらとカビや土っぽさ
後からさらにコク深さを増していくシェリー香、メープル、デーツ、黒蜜、ブラックコーヒー
グラスアロマはデーツと黒蜜
味わい
リッチで凝縮感と厚みを感じる味わい、強く舌を締め付けるタンニン、葡萄の皮、芳醇なフルーティ、赤系ベリーのジューシー感、黒系果実もある、オレンジピール入りのビターチョコ、コーヒービーンズチョコ、カカオニブ、フルボディ
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G&M社からハイレンジのケルティックラベルとしてリリースされた60年代長熟ロングモーン。
ラベルを見ただけでテンションが上がってしまいますね。
トップノートから著明にクランベリーやフランボワーズなどの赤系果実の香りが目立ちます。この突き抜けたベリー感はなかなか体験できるものではありません。
加えて、果物が腐る一歩手前のじゅくじゅくした甘さと、枯れ感やうっすらとカビっぽい地下室のような香りも感じられ、非常に複雑かつ妖艶な空気感に包まれます。
その妖しい眼差しにどきどきしながら口に含んでみると、非常にリッチで厚みのある味わいのなか、舌をきゅーっと締め付ける強いタンニンにあわせて、香り以上に葡萄やカシスなどの黒系果実の要素が拾えます。
また、強いビター感がダークな表情を加えます。
そうしたタンニンやブラックコーヒー、コーヒー豆を使ったお菓子のようなビターネスはアクセントにはなっているものの、強く出過ぎている一面もあり、過熟を感じざるを得ない点も正直に触れておきたいと思います。
とはいえ、非常に複雑で強烈な個性を感じられる貴重な60年代ロングモーンでした。